アパレル派遣なびは、アパレル・ファッション業界に特化した派遣専門の求人情報サイトです。
でも、実際に「どんな派遣先があるのか」「サービスは利用しやすいのか」など、いろいろ気になっている人も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、アパレル派遣なびとの特徴やメリット、注意点などを解説しています。
また、アパレル派遣なびに登録する流れや効果的なポイントも紹介しているので、アパレル業界で働くことを検討している人は最後までご覧ください。
※2022年12月8日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年4月1日に再度公開しました。
目次
アパレル派遣なびとは?
アパレル派遣なびは、登録者数10万人以上、国内のアパレル企業から海外ブランドに至るまで幅広い求人をそろえるアパレル派遣専門のサイトです。
運営元はアパレルやフード、サービス業界で人材紹介事業を展開している株式会社シーエーセールススタッフ。
コンサルタントが独自に築いたネットワークを活かし、多様な求人情報や利用者の立場に立ったサポートを提供しているため実用性に優れています。
こちらではアパレル派遣なびの特徴についてまとめました。
アパレル販売に特化した求人サービス
アパレル派遣なびはアパレル・ファッション関連の派遣サービスに力を入れています。
常時1,000~1,300件ほどの案件を掲載していて、この記事を書いている2024年3月時点では4,400件以上もの仕事がありました。
求人サイトでトップクラス求人数は、業界からの信頼性の高さを裏付けています。
また、勤務地・時給・勤務期間・職種・特徴・キーワードの6項目から検索できるので、希望に合った仕事が見つけやすいのも便利ですね。
以下にアパレル派遣なびで取り扱う人気ブランドの一部をピックアップします。
agnès b | Laulea |
Theory | M-PREMIER |
PLST | TOMORROWLAND |
HELMUT LANG | GALERIE VIE |
ANTEPRIMA | DES PRÉS |
VENDOME AOYAMA | EIZO |
NIMES | ISSEY MIYAKE |
LA MARINE FRANCAISE | …and more |
業界に精通したコーディネーターがサポート
アパレル派遣なびのコーディネーターはアパレル業界に精通しているスタッフばかり。
もともとアパレル経験者や、派遣スタッフとして働いていたコーディネーターが多く、利用者に寄り添ったサポートが期待できます。
話が通じるコーディネーターの存在は心強いですよね。
仕事探しはもちろんのこと、就業後も引き続きサポートしてくれるので、疑問や不安があったら気軽に相談してみると良いですよ。
徹底した残業代の管理
アパレルで働く正社員や契約社員は、残業代が正確に反映されないことがあり、酷いところではサービス残業が当たり前になっているケースもあります(違法です)。
定時が過ぎているのに、残業代もつかないのでは余計なストレスを抱えることに。
一方、アパレル派遣なびでは残業代の計算を1分単位で実施しています。
アパレル業界の厳しい現状を考えると安心して働きやすいですね。
利用者に寄り添った独自のサービス
アパレル派遣なびでは、さまざまな独自のサービスにも力を入れています。
【給与前払いサービス】 |
給料日を待たずに働いた分の給料の一部を受け取れる。日払いと翌日払いが選択可能。 |
【シッターサービス】 |
幼い子供がいるけれど、預け先が見つからない利用者のために施設を紹介。 |
【資格取得支援】 |
指定の講座を受講し試験に合格すると、通信講座の教材費と講座費用が全額返金。 |
【障がい者雇用支援】 |
実際に障がいを持つコンサルタントが、障がいを持つ利用者の不安や悩みをサポート。 |
【Tポイントが貯まる】 |
派遣登録すると200ポイント、入社して仕事を開始すると500ポイントがもらえる。 |
関東・中部・関西・九州エリアを対象としたアパレル派遣なびの利用者は、9割が20代~40代の女性です。
家計に優しく、普段の生活に役立つ仕組みがあると嬉しいですよね。
アパレル派遣なびに登録する5つのメリット
アパレル派遣なびに登録する主なメリットを5つ紹介します。
未経験でもチャレンジしやすい
アパレル業界では即戦力を求める傾向が強く、未経験の求人紹介は難しい現状です。
しかし、アパレル派遣なびに登録すると未経験でも就業しやすい案件を優先的に紹介してもらえます。
販売に必要な基本知識や技術を身につける研修制度も完備しているので、接客経験がなくても心配ありません。
決められた売上ノルマや残業がなくチャレンジできるので、正社員を目指すステップとしてもアリですよ。
ライフスタイルの変化に合わせて働ける
アパレル派遣なびの仕事では、ライフスタイルの変化に合わせた働き方が選べます。
一般正社員よりもシフトを優先して組めるので、土日に休みを入れたり、残業を気にせず子育てや介護をしながら働けるのは助かりますよね。
また、担当コーディネーターにお願いして、契約前に業務内容や就業条件を交渉してもらうことも可能です。
憧れのブランドで働くチャンスがある
アパレル派遣なびには国内のアパレル企業から海外ブランドまで、様々な求人情報が寄せられてきます。
自分の好きなブランドを登録時に伝えておくと、求人があった際に紹介してもらうことも可能です。
正社員の採用基準が高く、未経験ではチャレンジしにくいような人気ブランドでも、派遣ならチャンスがあるかもしれませんよ。
アルバイトより時給が高めに設定されている
一般的なアパレルアルバイトの平均時給は約1,034円です(注1)。
一方、アパレル派遣なびの時給幅は1,000円~2,000円で設定されており、特に約1,400円~1,500円辺りの案件が充実しています(注2)。
仮に、とあるアルバイトとアパレル派遣なびの派遣スタッフが、1日8時間で月20日働いたとしましょう。
アルバイト時給1,000円×8時間×20日=160,000円 |
アパレル派遣なび時給1,400円×8時間×20日=224,000円 |
社会保険を完備している
アパレル派遣なびで完備している社会保険は以下の通りです。
【健康保険・厚生年金保険】 |
1日や1週間の所定労働時間、1ヶ月の労働日数が共に正社員の約4分の3以上、かつ2ヶ月を超える契約期間が条件。 |
【雇用保険】 |
1週間の所定労働時間が20時間以上で、31日以上の雇用が見込める場合。 |
以前は正社員とフルタイム勤務の労働者が対象でしたが、2022年にその適用範囲が拡大しました。
アパレル派遣なびも法改正に合わせて社会保険加入に対応しているので、もしもの時でも安心ですよ。
アパレル派遣なびの注意点
こちらではアパレル派遣なびに登録するうえでの注意点3つを解説します。
派遣スタッフの求人しかない
アパレル派遣なびは派遣専門の求人情報サイトです。
未経験からチャレンジしやすい求人を取り扱っていますが、正社員の仕事はありません。
ただ、アパレルの仕事は華やかなだけではなく、ハードな面もあるので、ハードルの低い派遣スタッフで働いてみて、自分にあっているかどうかを見極めるのも良いのではないでしょうか?
勤務地によっては求人が少ない
アパレル派遣なびの派遣先は東京中心に関東が最も多く、次いで中部・関西・九州エリアに集まっています。
その他地方の案件はかなり少ないため、働きたい仕事が見つからない可能性もあります。
ただし、それはアパレル派遣なびを含めた業界全体の現状です。
求職活動する地域によっては、アパレルにこだわって活動エリアを広げるか、他業界も視野に入れて探す必要があるかもしれません。
交通費の支給は案件による
アパレル派遣なびでは、派遣先の仕事内容や条件によって交通費が別途支給されないことがあります。
その場合は時給にあらかじめ含まれていることも多く、一見すると時給が高く感じやすいのでご注意ください。
1日数百円の交通費も、1ヶ月分で換算すると1万円を超えることもあります。
就業開始後に慌てることがないよう、求人紹介の時に確認しておくと良いでしょう。
アパレル派遣なび登録の流れ
こちらではアパレル派遣なびにエントリーしてから、就業開始するまでの流れを6ステップで説明します。
ステップ1.公式ページからエントリー
まずはアパレル派遣なびの公式ページからWEBエントリーしてみましょう。
トップ画面右上の「エントリー」より「無料サポート登録」をクリック、必要事項を入力すれば完了です。
入力した内容に基づいて担当コーディネーターから確認の連絡が入ります。
ステップ2.最寄りのオフィスで派遣登録
予定した日時に最寄りのオフィスで派遣登録を行います。
登録には身分証明書(運転免許証、パスポート、年金手帳、保険証)と指定されたキャリアシートが必要です。
アパレル派遣なびのオフィスは東京、名古屋、大阪、福岡の4箇所にありますが、都合がつかない場合は電話やWEB・LINEでも登録もできます。
ステップ3.カウンセリング
担当コーディネーターに仕事内容、勤務地、勤務時間などの希望条件を伝えましょう。
もし現在の仕事の不満や、今後のキャリアに悩みがあるのであれば、合わせて相談するのがおすすめ。
希望や条件を考慮して、より適切な求人を紹介してもらえますよ。
ステップ4.仕事の紹介
カウンセリングの内容を踏まえ、担当コーディネーターがおすすめの案件をピックアップして紹介します。
万が一、その場で条件に見合った仕事が見つからなかった場合でも、見つかり次第すぐに知らせてくれるので、慌てずに連絡を待ちましょう。
ステップ5.店舗見学(任意)
販売職などの場合、お店の雰囲気や店員の接客の様子を事前に確認したいという人もいると思います。
アパレル派遣なびでは担当コーディネーターに店舗見学の希望を伝えれば、先方と調整してくれるので、就業前に自分の眼で確かめることができて安心です。
ステップ6.契約手続き~就業開始
仕事が決まったら、雇用契約書などの書類手続きをして契約します。
もし、疑問や不安があったら、担当コーディネーターに確認して解消しておきましょう。
また、就業開始後もサポートは継続しているので、派遣先で悩みなどがあったら引き続き相談できます。
アパレル派遣なびを効果的に利用する5つのポイント
アパレル派遣なびを効果的に利用する主なポイントを5つにまとめました。
マナーのある行動を意識する
担当コーディネーターとやり取りするうえで、約束にルーズであったり、横柄な態度を取ったりすることはマイナスイメージです。
派遣紹介では資格や経験が有利なこともありますが、一番大切なのは人としての信頼性です。
「この人なら安心して仕事を紹介できる」と思ってもらえるよう、日頃から時間を守る、言葉遣いをきちんとするなど、マナーのある行動を意識しましょう。
退職理由を明確にする
退職理由は、担当コーディネーターが次の仕事を紹介するための手がかりです。
派遣先を失敗しないよう、本当の理由を明確に伝えましょう。
なお、派遣先に良い印象を与えるためには、できるだけ転職回数が少ない方が良いです。
ただ、やむを得ない場合もあると思うので、担当者に相談のうえ、マイナスイメージにならない説明ができるよう準備しておいてください。
他の派遣会社と併用する
派遣スタッフが同じ職場で働けるのは最長3年まで、契約更新は3ヶ月ごとです。
つまり3年の満期がこなくても、契約更新がなければ終了となります。
次の派遣先を探すにしても、タイミング良く仕事が見つかるとは限らないですし、不安ですよね。
その場合、複数の派遣先を掛け持つことで仕事の空白期間を減らせます。
ただし、アパレル派遣なびだけで2つ以上の派遣先を掛け持ちすると、労働基準法で定められた時間を超過する可能性があるので気をつけて下さい。
アパレル派遣なびでは他の派遣会社と併用できるので、掛け持ちする場合は担当コーディネーターに調整してもらいましょう。
担当コーディネーターと定期的に連絡を取る
担当コーディネーターとは、こまめに連絡を取ることがおすすめです。
特に複数の派遣先を掛け持ちしている場合、それぞれの担当者とのつながりを維持することが大切。
「どの派遣会社が紹介した派遣先か」「どの派遣担当者と話した内容か」など、混乱しないようにしましょう。
定期的に状況報告や相談をしていれば、常に希望条件も更新されるので、次の仕事紹介がスムーズですよ。
担当コーディネーターと相性が良くなければ変更してもらう
担当コーディネーターとの相性が良くないと、余計に仕事探しがしんどいですよね。
我慢しないで、速やかに担当者を変更してもらいましょう。
伝え方に決まりはないので、電話、メール、公式サイトの問い合わせなど、自分に合った方法で連絡します。
ただし、感情的に伝えるのではなく、今までの担当者には感謝の意を示したうえで、具体的な変更理由や希望を伝えることが肝心です。
アパレル派遣なびがおすすめな人/おすすめではない人
アパレル派遣なびがおすすめな人
■派遣先を掛け持ちしたい人
■憧れのブランドで働きたい人
■アパレル未経験で働きたい人
■残業代をきっちりもらいたい人
■派遣から正社員を目指したい人
■社会保険に加入して働きたい人
■複数の派遣会社を併用したい人
■ノルマや残業を気にせず働きたい人
■信頼できる派遣会社に登録したい人
■1つの職場に長く落ち着きたくない人
■アルバイトよりも高時給で働きたい人
■ライフスタイルの変化に合わせて働きたい人
■業界に精通したコーディネーターにサポートしてもらいたい人
アパレル派遣なびがおすすめではない人
■正社員の求人を探している人
■安易な転職を繰り返している人
■社会人としてのマナーが守れない人
■その他地方エリアで仕事を探している人
まとめ
アパレル派遣なびは、アパレル・ファッション業界に特化した派遣専門の求人情報サイトです。
資格取得支援や社会保険完備などの専用サポートが充実し、利用者が働きやすい環境が整っています。
さらに、未経験からのチャレンジや、ワークバランスの見直しなど、多様な働き方を選べるのが魅力です。
おすすめは複数の派遣会社と併用すること。
アパレル派遣なびでは掛け持ちが可能なので、仕事の空白期間を減らせます。
業界に精通したコーディネーターがサポートしてくれるので、派遣の仕事を検討している人は、一度相談してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。